福岡・佐賀の税理士法人アーク・パートナーズのブログです。
日本経済新聞に以下の記事が載っていました。
「2011年中に亡くなった約125万人のうち、遺産が相続税の課税対象となったのは5万1409人で、全体の4.1%(前年比0.07ポイント減)だったことが13日、国税庁のまとめで分かった。基礎控除額が現行制度に引き上げられた1994年以降では09年(4.07%)に続き2番目に低いという。同庁は「地価の下落が影響したのではないか」とみている。」
なるほど、地価の下落が影響しているということですか。
ちなみに福岡市の地価はいよいよ長い下げトレンドに終止符が打たれるかもしれません。
福岡県の地価調査によると、全体感としては「全用途(林地を除く)では、平成5 年度以降20 年連続の下落、住宅地は平成10 年度以降15 年連続の下落、商業地は平成20 年度以降5 年連続の下落。」と下げトレンド継続なのですが、
福岡市だけみると「平成21 年度以降、4 年連続で下落したが、下落幅は縮小。(▲1.7→▲0.3)。福岡市中央区・西区・早良区は上昇。(中央区 ▲0.8→0.4/西区 ▲1.6→0.4/早良区 ▲0.5→1.9)」と上昇したところが出てきました。
不動産市況の回復は担保余力の回復⇒中小企業の信用力回復にも寄与しそうです。