福岡・佐賀の税理士法人アーク・パートナーズのブログです。
今回も前回に引き続き法人成りのメリット各論です。保険の有効活用についてです。
個人事業主の場合の生命保険料の支払いは所得控除としてしか活用できず、その限度額も最大で12万円に制限されていますが、代表者の退職金を目的とする逓増定期保険などについては保険料支払額の1/2を税務上の経費にできます。節税しながら蓄財できるという大きなメリットがあります。
最近、保険についての課税当局の対応がシビアになりつつありますが、中小企業にとっては上記の節税目的以外にも蓄財、キャッシュ・フローの安定化(平準化)、代表者の万一の場合の保障等、その有用性は非常に高く保険の活用は必須といっても過言ではありません。