福岡佐賀の税理士法人アーク・パートナーズのブログです。
今回は個人の所得税申告の際のe-TAX利用によるメリットについて説明します。
e−Taxを利用することによって、まず、2012年分の申告で最高3000円の税額控除が受けられる特典があります。
2012年分の所得税の確定申告を本人の電子署名及び電子証明書を付して、2013年3月15日(金)までにe−Taxで行うと、所得税額から最高3000円の税額控除を受けることができます。ただし、同控除の適用は、2007年分から2012年分の間でいずれか1回となります。
次に、添付書類の提出をいくつか省略できます。医療費の領収書や源泉徴収票などは、その記載内容(病院などの名称や支払金額等)を入力して送信することにより、これらの書類の提出や提示を省略することができます。ただし、法定申告期限から5年間は、税務署から書類の提出や提示を求められることがあるので、保存しておく必要はあります。
また、e−Taxで申告された還付申告書は、書面申告と比べて早期処理されるため還付時期が早めになります。
そのほか、e−Taxの受付時間(送信可能時間)は、所得税の確定申告期には24時間対応しており、税務署での受付時間よりも幅広くなっております。e−Taxの受付時間は、2013年1月4日(金)から1月11日(金)まで(土、日を除く)は、午前8時30分から午後10時30分まで、2013年1月15日(火)から所得税及び贈与税の申告期限の3月15日(金)までは、メンテナンス時間を除き、24時間e−Taxの利用が可能となっております。
e-tax利用に関する相談は弊法人でも随時受付しております。