福岡・佐賀の税理士法人アーク・パートナーズのブログです。
相続時精算課税制度のメリット・デメリットを説明いたします。
相続時精算課税制度のメリットは、贈与時の金額よりも相続時の相続財産の価額が上昇している場合に活きてきます 。相続税の計算は安い評価額である贈与時の金額を使用できるためです。
一方のデメリットは贈与時よりも相続時の方が贈与財産の価額が下落しているときです。そのときは高い評価額であった贈与時の評価額を使用して相続税を計算しなければなりません。
また、贈与してもらった財産を譲渡するなどして手元にない場合でも、贈与者がなくなって相続税を計算する場合に、贈与財産を相続財産として相続税を計算します。
次回のブログで具体的な財産におけるメリット・デメリットを検討してみます。